溜まっていくタスクをコツコツと片付けるコツ
学会発表に向けた抄録の作成や発表スライドの準備、論文作成など、日々タスクに追われていませんか?
私は追われています。
そんな溜まったタスクはちょこちょこ片付けていくに限りますね!
ということで、今回はタスク処理のコツをご紹介します。
タスクをコツコツ片付けるコツ
スキマ時間を活用して片付ける
いざ「論文を書こう!」と思っても、何から始めていいかわからず、なんとなくまとまった時間がないとタスクに取りかかれないと思ってしまいますよね。
でも、そんなまとまった時間はなかなか訪れず、ただ日にちだけが過ぎていきます。
論文をたくさん書いている人は、スキマ時間にコツコツ書いているのです。
スキマ時間でタスクを片付けられるようになるには、コツがあります。
自分を知る
自分を知ることが、自分に合った仕事の進め方をすることの第一歩になります。
RPG系のゲームでも、キャラクターのタイプを把握して育成しますよね。それと一緒です。
自分の長所・短所を把握しましょう。
例えば
- 集中力はどのくらいか、一度にまとめてできる仕事はどのくらいか
- 集中力が一番高い時間帯はいつか
- 苦手な仕事(ミスしやすい、集中力が途切れやすい)は何か
- 逆に得意な・テンションの下がらない仕事は何か
このあたりが自分で認識できていると、どの順番でタスクをこなしていくかが決めやすくなります。
タスクを分割する
次に相手を分析しましょう。
例えば論文作成なら、いくつかの段階に分けられます。
- テーマ決め
- データの収集・実験・解析(いわゆる「結果」の作成)
- 論文執筆
執筆の段階でも、実際の作業内容は細かく分けることができます。
- Figure、Tableの作成
- 参考文献・資料を集める/読む
- 話の流れを作る(箇条書きで)
- 文章を作る
- (場合によって日本語→英訳するという作業も)
いきなり「論文を書く」と思っても、なかなか手が出ませんが、「Figureを並べる」とか、「表を作る」とか、「この文献を読む」とか、細かく分けるとハードルも下がりますね。
スキマ時間で片付けるタスクを決める
作業を細かく分割すると、一つの作業にどのくらいの時間がかかるのか予想ができます。
また、作業毎に、取りかかるための心の準備も違います。
これをもとに、今あるスキマ時間と作業をパズルのように組み合わせていきます。
あくまで私の場合ですが、
寝る前の30分~1時間なら、疲れているので考えなくてもできる単純作業を、
(Figureを並べたり表を作ったりデータをコピペしたり)
職場にいて空き時間ができたら学内ネットワークでしかDLできない文献を検索したり、
ネットに繋がっている時間だったらDeepLで英訳したりGrammarで文法チェックしたり、
時間はあるけどテンションが低い日ならテンションが上がる小さい作業をこなしてその勢いで大きな作業に取りかかったり、
落ち着いて机に向かう時間ができたら本文書いたり。
私は文章を書くのに時間がかかるタイプなのですが、話の流れを組み立てるのに時間がかかっています。なので、書き始めるまでは長いのですが、書き始めるとテンションも乗ってきて結構進みます。でも、途中で途切れてしまうと、また頭の中での組み立てから始めるので、時間がかかってしまいます。
なので、私の中では文章を書くのは時間がとれる日の午前中(できれば朝)がベストです。
逆に、その時間をとれる日までに他のことが終わっていたいので、そこまでのスキマ時間に、いわゆる「雑務」を片付けるようにしています。
どんな形で作業に取りかかれるかは人それぞれだと思います。
まずは自分と相手を把握して、できることから片付けていきましょう。
皆さんのおすすめのテクニックはありますか?
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